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2024/03/07
防災照明で災害に備える
非常時にあかりが支える避難所照明
こんにちは。岩崎電気です。
地震や台風などの自然災害に伴って突然起きる停電。
非常事態に備えて食料や簡易トイレなどの確保も重要ですが、
「あかり」もなくてはならない存在です。
今回は、災害時における「あかり」の役割についてご紹介します。
目次
防災照明で災害に備える
地震や台風などの突然起きる災害に対して、非常用持ち出しバッグなどの準備や備蓄をされている方も多いと思います。
災害時の避難経路である道路や、公園などの避難場所、不安な思いで過ごす避難所、あらゆる場面で必要とされる「あかり」も停電に備えることができます。
停電時の具体的なお困りごととしては、移動時の足元の不安、周囲の状況確認ができない、けがをする心配があるなど、歩行や移動における困難さが挙げられます。
また家族や知人との合流が難しくなる、安否確認に不便など、安全だけでなく安心の面からも「あかり」は重要な役割を果たします。
岩崎電気では、いざという時のための防災照明器具を多数ラインアップしています。
中でもLED停電補償装置やLED太陽灯は2020年4月より(一社)日本照明工業会で制度化された、屋外用非常灯・ソーラーライトの自主評定規格「JIL 5510」で規定されている試験項目・性能基準を満たし、停電発生時の夜間でも必要最小限の明るさを確保し、防災・減災に貢献します。
積雪や強風によって電線が切れたり、複数の電線が接触することでショートが起こって停電が発生することがあります。
気象情報に気を配るなど、普段できることから防災意識を高めたいですね。
[光技術Tips]
非常時にあかりが支える避難所照明
ものを見たり音を聞いたり、人間にはさまざまな情報取得の方法がありますが、視覚で受け取る情報量は五感のうちで約8割といわれています。
視覚は周囲の情報を得るために非常に重要な役割を担っており、周囲が見えないと不安を覚えてしまいます。
暗闇を移動しながら、外灯や民家のあかりが現れホッとした、なんて経験をされたこともあるのではないでしょうか。
視覚はただ周りの状況を見るだけの役割でなく、視覚が認識する明るさや色が人の心身にも影響を及ぼします。
朝起きて太陽光を浴びることでシャキッと目覚めたり、一日の終わりには煌々としたあかりの中で過ごすより、やわらかいキャンドルのあかりでリラックスするなど、あかりは生体リズムとも深く関わっています。
災害時に避難所での生活を余儀なくされるとき、被災の不安に加え、慣れない場所での生活は、想像以上のストレスになります。
そんなとき、あかりの力が安全・安心をつくります。
余震などにより更なる避難行動をする際には、あかりが避難経路の安全と避難所の防犯に貢献し、安心をつくります。
避難所として体育館や公民館などの公共施設がよく使われます。
本来の用途に加え避難所としての利活用を想定し、調光機能により用途に応じた適度な明るさを設定できるLED照明器具と制御機器をご提案しています。
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編集後記
梅がきれいに咲き誇り、春の息吹が感じられる季節となりました。
今年の桜の開花予測は東京では平年並みか少し早いペースだそうです。
待ち遠しいですね。
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