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2023/01/11
情報表示システムとは
LEDは情報表示から始まっていた ほか
こんにちは。岩崎電気です。
2023年最初の「EYE LATEST NEWS」です。
本年もよろしくお願いいたします。
今回のテーマは、「情報表示システム」。
道路情報の電光掲示板といえば思い浮かびやすいでしょうか?
情報表示システムが普及した背景とともに、その種類をご紹介します。
目次
情報表示システムとは
岩崎電気では、道路情報表示システムをはじめとした情報を伝える光のことを「情報表示システム」と呼んでいます。
情報表示システムは、道路情報を伝える電光掲示板が身近な例として挙げられます。
渋滞情報や走行注意、速度規制などを伝えるものが一般的ですが、お笑いや時事ネタをもじって交通安全を促すこともあります。
最近でも、サッカーワールドカップにおいて日本が歴史的勝利を収めた際には、熊本県警が「横断歩ドウ アン全確認 俺はやる!」と表示させたことで話題を集めました。
岩崎電気が提供している道路情報表示システムの場合、道路状況変化に対応した的確な情報を通行中のドライバーに素早く確実に伝えることを目的に、省エネ性能の向上やマルチカラー(15色または7色)による多色表示、ハイブリッド電源、停電対策などに対応しています。
その他、岩崎電気が提供する情報表示システムの例は次の通りです。
表示システム以外にも、災害で電力供給が遮断された停電時でも安全・安心を提供する電源システム、道路情報や各種気象情報の収集・分析・配信などを行う監視制御システムも提供しています。
岩崎電気の情報表示システムは、下記からご覧いただけます。
[光技術Tips]
LEDは情報表示から始まっていた
今やあかりの主役に取って代わろうとしているLED。
ろうそく、白熱電球、蛍光灯に続く「第四世代のあかり」といわれています。
実はLED自体は新しいものではありません。
1960年代には赤色LEDが発明され、追って黄色・橙色・黄緑色などのLEDが誕生しました。
ただ、白色やフルカラーで発色させるための青色LEDの開発は困難を極めていました。
発色数は限られるものの、安全確保のための高い視認性と耐久性が必要な道路情報板にLEDは最適で、青色LEDの完成を待たずに表示用途として早期に実用化されていたのでした。
道路情報板にLEDが使われるようになるまでは、フィルムを白熱電球で透過させて文字を判読させる透光式(黒字に電球色の文字)、蛍光灯を内部照射させて判読する字幕式(白地に黒または赤字)、電球を表示面全体に配置して文字の形を構成する電球だけを点灯する電光式がありました。LED式情報板は、LEDが普及し始めた1980年代からです。
このように時代とともに表示技術が発展し、省エネ化も進みました。
また技術によって可能となる表現の多様化・多彩化も進んでいます。
NEWS
- ニュースリリース
- 新設・既設を問わず照明設備を最小限の工事で最適運用できる無線制御システム「ワイ コネクティ」に新機能
- リニューアルで高効率化を実現。無線調光システム対応も可能「レディオック エリア トリカ-エル」
- 照明
- LED街路灯 レディオック エリア トリカ-エル リニューアル
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- 空気循環式紫外線清浄機 エアーリア シリーズ - ランプ交換の推奨とランプの交換方法
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- HIDランプからLEDランプへ置換早見表
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- LED街路灯 レディオック エリア トリカ-エル / 照明制御の困りごとDALIで解決
- 納入事例
- 函館競馬場 ほか
- お知らせ
- LED・HID機器、ランプなどの価格改定について(2023年4月1日改定)
- 白熱電球の生産再開状況について
- PCB含有の有無検索/証明書発行サービス - データ更新
編集後記
今回は、情報表示システムについてお届けしました。
災害の多い昨今、情報表示システムを通じていちはやく正確な情報を提供することは人々の安全と安心を守るためにも欠かせませんね。
どうか今年一年、穏やかな年でありますように。
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