メールマガジン

EYE LATEST NEWS VOL.304

こんにちは、アイです!メールマガジンの扉絵にアイが登場するようになって一年!記念に特別なイラストレーターさんにアイを描いてもらうことになりました。お名前は「岩崎光明さん」。岩崎の明るい光って素敵なお名前でしょ?テレビ番組のイラストやデザインで活躍されている方なんですよ。今月から一年間、いろいろなアイが登場するからお楽しみにね!

2020/10/14

ナイターがさらに快適に!明治神宮野球場の照明設備
照明制御~無線による照明制御のメリット~ ほか

こんにちは。岩崎電気です。
東京ではあまりすっきりとしないお天気が続いていますが、いよいよ秋本番。
運動や読書、食べ物を楽しみたいですね。

今回は「スポーツの秋」にちなみ、野球場をはじめ大型スポーツ施設などの照明に最適なLED投光器「レディオック フラッド ゼスト」を導入した明治神宮野球場をご紹介します。
神宮球場という呼び名で広く親しまれる、明治神宮野球場。年間約500を超える試合やイベントが開催され、「東京ヤクルトスワローズ」の本拠地としても知られています。

ナイターがさらに快適に!明治神宮野球場の照明設備

照明のLED化で省エネ、まぶしさも抑え快適に

明治神宮野球場では、1962年に球場を照らすナイター照明設備を設置し、その後の1985年と1986年の改修以降は、HID照明器具を使用していました。
今回の改修工事では、電気使用量とメンテナンス費用といったランニングコストの削減、そして選手・観客・テレビ放映それぞれに快適な照明環境の確保を目的に、これまでのHID投光器756台をLED投光器「レディオック フラッド ゼスト」720台へと交換。
LED照明にリニューアルしたことで、総消費電力量を約44%削減できました。

また、今回の改修では、プロ野球で必要な空間照度を保ちながら、まぶしさの抑制にも配慮しました。
ナイター照明設備をLED化するにあたっては、設置の方法に気を配ることにより、プレーへの影響を最小限に抑えています。
改修後は選手の方から「ボールが見えやすい」との好評価をいただきました。

まぶしさを抑えた照明環境

左:ホームベースからフィールドをのぞむ、右:LED投光器「レディオック フラッド ゼスト」

屋外無線照明システムを組合せて効率的な照明運用を

照明制御に関しては、無線による調光システム「ワイ コネクティ」で調光を行っています。
「ワイ コネクティ」では、スマホやタブレットを用いて遠隔での器具の調光やON/OFFの操作、点灯状態の確認などができるので照明管理にかかる手間を減らすことができます。
「ワイ コネクティ」については、次の[光技術Tips]のコーナーでより詳しくご紹介します。

[光技術Tips]
照明制御
~無線による照明制御のメリット~

前号お知らせしたDALIは、有線方式での照明制御でしたが、今回ご紹介するのは無線による照明制御です。
無線なので通信線を通せない現場でもリニューアルが可能です。
スマートフォンなどと連携し調光・管理が可能で、今後の普及が期待される新しい制御システムです。

ここでは岩崎電気の屋外向け簡易無線制御システム「ワイ コネクティ」を中心に無線による照明制御の特長をご紹介します。

広範囲で遠隔操作
コントローラと照明器具はもちろん無線で繋がります。
照明器具同士も無線で繋がるので、照明器具を中継しながら、なんと約1.5kmも離れた場所を1台の親機でカバーできます。

埋設工事不要
既存設備を調光したいと思った場合、信号線の埋設工事は時間も費用もかかりとても大変。
架空線の場合も長距離は困難で、見た目にも美しくありませんね。
無線方式なら、工事時間と費用が大幅に削減できます。

ラクラク工事&ラクラク設定

増設に柔軟に対応
設置工事が簡単なメリットをいかし、優先順位の高い部分から徐々に無線化するなど、将来の拡張を踏まえた柔軟な対応ができます。

双方向通信
DALI方式同様に、双方向通信による管理の省力化ができます。
故障や不点灯の把握なども遠隔場所から実現でき、特に広いエリアの見回り監視などの業務削減に貢献します。

以上のように多くの特長を持つ無線による調光制御をはじめ、フルカラー制御や遠隔制御などあらゆるニーズに対応すべく、豊富なシステムと対応器具を提供しています。
より安全・安心に。照明に制御を組合せたプラスアルファの「あかり環境」をご提案する岩崎電気の照明制御をぜひご活用ください。

編集後記

年々大きな盛り上がりを見せているハロウィン。
今年はオンラインでのイベントや、マスクをデコレーションするのがトレンドのようです。
「新しい日常」の中でも工夫をして、出来ることを楽しみたいですね。

これから年末に向けどんどん寒くなっていきますので、みなさまどうぞご自愛ください。
また来月のメールマガジンでお会いしましょう!

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