光害への対応
光害とは
「光害(ひかりがい)」とは、
「良好な照明環境の形成が、漏れ光によって阻害されている状況又はそれによる悪影響」。
(1998年、環境庁ガイドラインより)
屋外照明の無駄な光(漏れ光)により
- 天体観測への影響
- 野生動物への影響
- 農作物・家畜への影響
- 交通機関への影響
- 歩行者・移住者への影響
などさまざまな問題が懸念されています。
また、過剰な光を抑え、照明目的の効果的な光のみを照射することにより、消費電力・CO₂の削減に繋がります。
こうした状況を踏まえ岩崎電気では、反射鏡により上方向の光を効率良く下方向に導く街路灯や、道路灯の器具後方及び前方への漏れ光を軽減するためのルーバなど、光害の影響を抑えるさまざまな照明器具の開発をすすめてきました。
上方光束比アイコン
またカタログに「上方光束比」をアイコンでわかりやすく表示し、お客さまの選定のお手伝いをしています。
器具から出る光束のうち水平より上方へ向かう光束。数値はその比率(単位:%)