当社の紫外線(UV)ランプによる新型コロナウイルス不活化の有効性を確認
2020年12月24日
岩崎電気株式会社では、当社の製品に搭載する紫外線(UV)ランプの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果について、広島大学病院 感染症科 大毛宏喜教授、広島大学大学院 医系科学研究科 ウイルス学研究室 坂口剛正教授と共同で評価試験を行った結果、高い有効性があることが確認されました。
今後、新型コロナウイルス感染症に対する予防対策として、当社の紫外線光源を用いた空気殺菌、表面殺菌、水の殺菌により、安全で安心な空間と環境を提供してまいります。
なお、当社はUVランプの他、UV-LED、パルスドキセノンランプ、エキシマランプなど、さまざまな紫外線光源を製造・販売しております。
これらの光源においても同様の評価試験を行い、各種光源での新型コロナウイルスに対する不活化効果の有効性についても確認を努めてまいります。
評価ウイルス
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
試験品
空気循環式紫外線清浄機「AIRLIA(エアーリア)」及び、紫外線殺菌装置「STERI-EYE(ステリアイ)」シリーズなどに搭載するUVランプ
① エアーリア、エアーリア コンパクトなどに搭載するUVランプ
② エアーリア プラス、エアーリア パワー、ステリアイなどに搭載するUVランプ
試験方法
プラスチックシャーレにウイルス液を塗布し、乾燥した状態において各種UVランプの紫外光を照射後に、回収したウイルスの感染価をTCID50法にて測定
試験結果
①、②のUVランプは共に3mJ/cm²で99.9%以上の新型コロナウイルス不活化を確認
※mJ/cm²:UV照射での積算照射量(積算光量)を示す単位
積算光量(単位:mJ/cm²)=UV照度(単位:mW/cm²)×照射時間(単位:秒)
今回評価試験した紫外線光源を搭載した当社製品事例
空気循環式紫外線清浄機 AIRLIA(エアーリア)シリーズ
紫外線殺菌装置 STERI-EYE(ステリアイ)シリーズ
関連情報
- ※UVランプは、一般照明用としては使用できません。
- ※紫外線放射(UVランプ)を皮膚に直接または、間接にあてないでください。皮膚の炎症を起こす原因となります。
- ※点灯中のランプは、絶対に直接または間接に肉眼で見ないでください。また、反射光も目に入らないようにしてください。目の痛みや視力障害の原因となります。
- ※「エアーリア」は岩崎電気株式会社の登録商標です。
- ※「エアーリア」ならびに「ステリアイ」は医療機器ではありません。
- ※UVランプには微量ですが水銀を含んでいます。ガラス破損に注意し、自治体の回収ルールに従い正しく分別・排出してください。
- ※商品改良のため、仕様・外観を予告無しに変更することがありますのでご了承ください。
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