研究開発・設計の各技術部門を集約
岩崎電気テクノセンター「HIKARIUM」を竣工

2017年10月6日

「HIKARIUM」全景
「HIKARIUM」全景

岩崎電気株式会社は、埼玉製作所(埼玉県行田市)内に技術開発の中核としての役割を担う岩崎電気テクノセンター(愛称:HIKARIUM ヒカリウム)を竣工し、竣工式を10月5日に執り行いました。

岩崎電気テクノセンターの概要は、鉄骨構造地上4階建て、延床面積 6,500m²、建築面積 1,800m²。

光源、照明器具、光応用、回路、生産、新技術開発、シミュレーション(測定・試験・分析評価)の各技術部門約300名を集約しました。

建屋は、旧日本家屋の門をモチーフにし、外観のフレームをゲート型にデザインしています。

愛称はコンセプトである「ここから、未来の光がうまれる」ということからHIKARIUM(光:HIKARIを生む:UM)と名づけました。

「HIKARIUM」は、岩崎電気の研究開発・設計の各技術部門を集約した技術開発の拠点となります。

これにより、部門横断的な技術的知見や情報の共有、国内外の有力ベンダー(パートナー)との連携、グローバル対応の商品開発を加速させることで、シナジー効果を高め、商品企画・事業戦略部門との連携をより強化します。

また、最新鋭の分析計測機器、環境試験装置、試作加工設備を導入し、より高品質で低コストの弊社独自のユニークな高付加価値商品を提供します。

更に、コミュニケーションの強化を目的として、海外拠点並びに各事業所間を繋ぐWEB会議システムを導入し、「HIKARIUM」を中心としたものつくりネットワークを確立していきます。

アイデアをすぐに具現化できるように、技術開発スペースの横に試作エリアを設置。
開発スピードの加速化につなげるようにレイアウトを設置。
技術開発フロアの中央には、部門間のシナジー効果を促すためのコラボレーションスペースを設けています。

日射の影響を考慮し、東西側は開口部を極力小さくし夏場の温度上昇を軽減、南北側は採光を取りこむように窓を大きくしています。
屋上には、創エネによる環境負荷削減のための太陽光パネルを設置、最新の制御システム「DALI」を導入し照明制御により照度と色温度を自動調節することで高い省電力化を実現しました。
また、災害時に備え、自家発電装置を導入しています。
岩崎電気テクノセンター「HIKARIUM」は、環境に配慮した建築物を評価する「埼玉県建築物環境配慮制度」でAランクを取得しています。

「HIKARIUM」の概略

「HIKARIUM」1階ロビー
「HIKARIUM」1階ロビー
施設名称
岩崎電気テクノセンター「HIKARIUM」
設置目的
  1. 研究開発・設計の技術部門の集約
  2. 新技術開発拠点の設立
  3. 開発スピードの加速化
施設所在地
埼玉県行田市壱里山町1-1 岩崎電気(株)埼玉製作所内
施設概要
鉄骨構造地上4階建て 延床面積 6,500m² 建築面積 1,800m²
着工
2016年 9月1日
竣工
2017年10月5日
投資額
22億円(機器類、計測器類を除く)
設計施工
株式会社安藤・間
設置設備
最新鋭の分析計測機器、環境試験装置、試作加工設備

「HIKARIUM」竣工式概要

日時
2017年10月5日(木) 11:00~12:20(10:00~11:00 報道関係者 内覧会)
開催場所
岩崎電気(株) 埼玉製作所内 岩崎電気テクノセンター「HIKARIUM」
式内容
11:00~神事
11:30~主催者挨拶岩崎電気(株) 代表取締役社長 伊藤 義剛
来賓挨拶行田市長 工藤 正司 様
11:40~テープカットセレモニー
VTR上映
12:00~記念撮影
テープカットセレモニー
テープカットセレモニー
  • ※右から
    伊藤 義剛(弊社 代表取締役社長)、金子 治行(安藤・間 代表取締役副社長) 様、工藤 正司(行田市長) 様、渡邊 文矢(弊社 取締役会長)、上原 純夫(弊社 埼玉製作所長)
主催者挨拶 (弊社 代表取締役社長 伊藤 義剛)
主催者挨拶 (弊社 代表取締役社長 伊藤 義剛)

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