カンボジアに無線機能付き高効率LED道路灯・街路灯を納入
協業により海外での照明事業の展開を加速
2015年11月10日
岩崎電気株式会社は、ミネベア株式会社(以下 ミネベア)を通じてカンボジア王国(以下 カンボジア)に無線ネットワークを活用した次世代制御システム対応の無線機能付き高効率LED道路灯・街路灯を納入します。
岩崎電気は、ミネベアとの合弁企業、MIK Smart Lighting Network株式会社※1で、無線ネットワークを通じた調光・点滅等のコントロールや点灯状況のモニタリングが可能な無線機能付きLED照明器具の開発を進めてまいりました。
ミネベアが、この程、環境省の「JCM設備補助事業」※2において、カンボジア国内5か所※3に無線ネットワークを利用した高効率街路灯導入事業者の採択※4を受けたことから、岩崎電気との技術協業を含めて無線機能付きLED道路灯・街路灯9,000台以上を今後3年間にわたり納入することが決まりました。
海外でのミネベアとの協業では、「プノンペン経済特区(Phnom Penh Special Economic Zone)」※5に昨年の12月、高効率LED道路灯を約250台納入した実績がありますが、無線機能付きLED照明器具の本格採用は国内外を含めて今回が初めてとなります。
岩崎電気は、経済発展の著しいASEAN地域全体での販売を拡大するため、10月にタイに販売拠点「EYE LIGHTING(THAILAND) CO., LTD.」を設立し、シンガポールとの2拠点体制としました。
タイだけでなく自社の納入実績がほとんど無かったカンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオスも視野に入れ、アジアでのLEDを軸とした省エネ高機能照明の営業活動を強化していきます。
ミネベアや他社との協業も積極的に進め、海外での照明事業の展開を更に加速してまいります。
- ※1 ミネベア株式会社、コイズミ照明株式会社と2014年に設立した合弁企業。スイスのParadox Engineering社の無線ネットワークを活用した次世代制御システム対応のLED照明器具を開発する。
- ※2 二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism, JCM)を利用したプロジェクト設備補助事業。
- ※3 プノンペン市内3か所、シェムリアップ市内2か所(アンコールワット周辺道路を含む)。
- ※4
- ※5 カンボジアでも有数の敷地(東京ドーム77個分)を持つ工業団地(2006年設立)。ミネベア株式会社他の日系企業も操業している。
ニュースリリースに掲載されている内容(サービスの内容、商品の価格や仕様など)は、発表日時点の情報です。ご覧の時点では内容が変更されている可能性があるため、あらかじめご了承ください。