小形・軽量化を図った地方自治体向けのLED生活道路灯
『LEDioc ROAD J(レディオック ロード ジェイ)』を発売

2013年11月5日

岩崎電気株式会社は、LED生活道路灯『LEDioc ROAD J(レディオック ロード ジェイ)』を2013年11月より発売します。

『LEDioc ROAD J』は、広くご採用いただいているLED道路灯「レディオック ロード」のデザインを踏襲しつつ、レディオック ロードと比較して質量は4.4kgと半分以下、大きさも約40％と大幅な小形軽量化を達成しました。

高効率／高出力LEDパッケージと器具内蔵の高効率電源ユニットを採用、トップクラスの低消費電力化^※1を実現したアーム取付け専用のLED道路照明器具です。

ラインアップは水銀灯200W相当の消費電力40VAタイプと水銀灯250W相当の60VAタイプの2種類で自動点滅機能付を用意し、計4機種としました。

消費電力は電気料金区分(公衆街路灯A)に対応した設定となっています。

灯具の取付は、同一器具で既設アームの挿入径ø34.0、ø48.6、ø60.5mmの全てに適合する設計で、リニューアル計画時の既設アーム寸法の調査や手配の効率化が図れます。

ターゲットは主に地方自治体などの幹線道路、補助幹線道路、住宅街に多数設置されている生活道路灯や歩道灯、民間の工場構内、駐車場などの水銀灯200W、250Wのリニューアルで、大幅な省エネ・長寿命・省施工を実現します。

リニューアル対象器具(一例)

形式※	KSC-4/H745	KC-4/H749	H760	H748	H764
ランプ	水銀ランプ200～250W
形状

※当社形式

LED道路灯は、既に主要幹線道路(主に国土交通省や大規模な都道府県)において本格的に導入されていますが、地方自治体のLED化はこれから始まります。

地方自治体で管理している水銀灯のストック市場は300万灯以上^※2といわれ、LED化の大きな需要が期待されます。

『LEDioc ROAD J』は、市場に存在する様々な既設アームへの適合を考慮した設計で大幅な低価格化を実現したことで、メンテナンスコストを抑えながらLED化による省エネ性の向上を簡易に図れるLED道路照明器具です。

• ※1：60VAタイプは250W水銀灯と比べて約80％、40VAタイプは200W水銀灯と比べて約83％省エネ
• ※2：「道路行政」(道路行政研究所 年刊 平成19年度版)平成18年4月現在の道路照明の数量からの推定数

『LEDioc ROAD J』の主な特長

• コンパクトな筐体
• 大きな省エネ効果と経済性
• 電気料金区分に対応したラインアップ
• 既設の3種類の共架アームに取付可能(挿入径ø34.0、ø48.6、ø60.5mm)
• LEDユニット・電源ユニットの設計寿命は60000時間
• 灯具に電源ユニット内蔵しているため省施工
  • 保護等級は灯具がIP23、LEDユニット及び電源ユニット収容部がIP44と「国土交通省/LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」にも適合しています。
• グローブ式で明るさ感を確保
• 優れた配光特性
  • 60VAタイプは平均路面輝度0.7cd/m²以上、総合均斉度0.4以上、車線軸均斉度0.6以上^※3 40VAタイプは平均照度10ℓx以上、照度均斉度0.2以上^※4と、道路照明施設設置基準に準拠した配光特性を有しています。
• 遮光ルーバによる光害対策
  • 稲作対策や住宅への光害対策として、現場で簡単に後付けが可能な「後方遮光ルーバ」、「前方遮光ルーバ」を標準でラインアップします。ルーバは2013年12月発売予定です。

ラインアップ

主な共通仕様

目標販売数

50,000台／年