-20℃~35℃で使用可能な「LEDioc CEILING 低温対応形」を発売

2011年8月29日

LED照明による冷凍・冷蔵倉庫の節電対策に最適

LEDioc CEILING 低温対応形(本体)
LEDioc CEILING 低温対応形(本体)

岩崎電気株式会社(本社:東京都中央区、社長:渡邊 文矢)は、LED照明器具「LEDioc(レディオック)」シリーズに、冷凍・冷蔵倉庫などの低温環境で使用できる「LEDioc CEILING(シーリング) 低温対応形」をラインアップ。
8月29日より発売します。

「LEDioc CEILING 低温対応形」は、-20℃~35℃の使用環境に対応できるLED照明器具。

白熱電球低温用照明器具からの改修とした場合、消費電力は200Wから18Wへ、約1割の消費電力で同等の明るさを得られるので、9割以上の節電が可能(当社比)。

器具表面温度の上昇が比較的低いLED光源により、照明による冷凍負荷を低減することで冷凍機の消費電力削減にも貢献します。

「LEDioc CEILING 低温対応形」の主な特長

(1) -20℃~35℃と幅広い使用温度に対応

使用温度範囲が幅広く、冷凍倉庫・冷蔵倉庫・常温環境の一般倉庫など幅広い施設に設置できます。

(2) 低温環境でも高効率

低温用蛍光灯器具では、蛍光灯の特性として低温環境下では光束が低下するため、必要な照度を得るには取付台数が増えてしまうことにより電力を余計に消費します。
低温特性に優れたLEDは低温環境でも高効率を維持し、消費電力の削減に貢献します。

(3) 40000時間の長寿命

LEDモジュールの設計寿命は40000時間の長寿命。
厳しい作業環境が想定される冷凍倉庫照明のメンテナンス頻度を大幅に低減できます。

(4) 省施工構造を採用

既設の端子箱に器具本体のみを取り替えられる省施工構造(当社製白熱電球低温用照明器具からの改修の場合)。
手間・コストのかかる配管工事を軽減します。
作業性の向上と共に、作業時間の短縮により倉庫内の環境・温度変化も最小限に抑えられます。

(5) こまめな点灯・消灯で更に節電効果を向上

HIDランプや低温用蛍光ランプでは、電源を入れてから安定した明るさになるまでに時間がかかりますが、LEDは、瞬時点灯・消灯・再点灯が可能なため、必要な時に点灯・消灯ができます。
こまめな消灯が更なる節電に貢献します。

(6) 倉庫内作業を妨げない薄形設計

天井面から照明器具底面まで、端子箱の寸法を含んでもわずか112mmの薄形設計。
倉庫内スペースを有効に使え、荷物運搬などの作業の妨げにもなりません。

(7) 器具からの発熱を抑え、冷凍負荷を低減

HIDランプや白熱電球の低温用照明器具と比較して、LED器具の表面温度は低いため、冷凍負荷を低減します。
照明の消費電力の低減と併せて、冷凍機の消費電力の削減に貢献します。

「LEDioc CEILING 低温対応形」の主な仕様

製品形式 EQCL1001DSA1/2
希望小売価格(税別) 39,800円
使用温度範囲 -20℃ ~ 35℃
LED光色 5500K
器具光束 1690ℓm
消費電力 18W
固有エネルギー消費効率 93.9ℓm/W
定格入力電圧 100V/200V
定格入力電流 100V:0.23A
200V:0.14A
LEDモジュール寿命 40000時間
平均演色評価数 Ra:70

※取り付けには別途端子箱が必要です。

目標販売台数

5000台/年

参考資料

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