「L-PAZU(エル・パズー)」発売
2006年1月30日
低ポール照明器具でCO2 約60%削減
岩崎電気株式会社(本社:東京都港区芝3-12-4 代表取締役社長:田﨑昭夫)は、道路照明で低いポール高さでも効率よく路面を照射し、省エネ・低コストを実現する低ポール照明器具「L-PAZU」を開発し、本日(1月30日)より発売を開始いたします。
「L-PAZU」は、新開発の反射鏡を搭載した照明器具で、従来の道路照明器具より前方向と横方向に配光を制御しているため、6m程度の低い高さに設置した場合でも、効率のよい道路照明を提供します。
主な用途は、樹木や高架部下などの道路照明の遮光が懸念されるような場所、周辺への漏れ光を抑制する場所などで、設置高さに制約があるような場所において有効です。
光源は新開発の高圧ナトリウムランプ「FECサンルクスエース150W」及び、セラミックメタルハライドランプ「FECセラルクスエース150W」を適合としたことで、大幅な省エネを実現しました(水銀ランプ400Wと比較しCO2排出量約60%削減)。また、低ポール化によりポール費が抑えられ、ポール基礎も小さくでき、従来の道路照明と比較して、設備費を約20%削減できます。
「L-PAZU」の特長
効率的な照明
前方向、横方向への優れた配光特性により、設置高さに制約がある場所でも効率的に車道、歩道を照らします。
グレアの抑制
低い高さの設置でもグレア(不快なまぶしさ)を抑えた配光設計。
省エネルギー
照明効率の向上により電力費の削減、CO2排出量の大幅な削減
(同等の明るさが得られる蛍光水銀ランプ400Wと比較してCO2排出量約60%削減)。
設備費の削減
低ポール化によりポール費が抑えられ、ポール基礎も小さくでき、従来の道路照明と比較して設備費を約20%削減します。
低ポール照明器具の効率的な照明イメージ
照明高さ10m【高ポール】の場合
樹木の生い茂った葉によって光が遮られ路面が暗くなっています。
灯高を低くすれば影の範囲を抑えることができます。
照明高さ6m【低ポール】の場合
樹木の生い茂った葉に影響されることなく路面を効率良く照らし出します。
ラインナップ : 標準品(FECサンルクスエース 150W/110W用)
型式 | 取付方法 | 希望小売価格(税抜) | 本体 | ポール・アーム挿入寸法 | 仕上げ色 | 質量 |
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H7715 | ストレートポール式 | ¥64,500 | アルミダイカスト | ø60×120mm | ミディアムグレイ半つや | 9.3kg |
H7115 | アーム式 | ¥64,500 |
FECセラルクスエース150W用の器具は受注生産品となります。
※いずれも落下防止ワイヤーを標準付属と致します。
販売目標
初年度2000台
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