東日本大震災関連情報

2011年7月1日

この度の東日本大震災により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
当社は、企業活動を通じ復興のお役に立てるよう全力で取り組んでまいります。

HID照明器具の間引き点灯に関するご注意

HID照明器具の間引き点灯をご検討中の皆様へ

東日本大震災後、省電力化への意識の高まりにより、店舗、工場や体育館などHIDランプをご利用中の大規模施設でも大掛かりな電気工事を伴わない手軽な節電方法の一つとして、HIDランプを外して間引き点灯することを検討されるユーザー様が増加しています。

そこで、HIDランプ別(水銀灯安定器に適合/パルス始動形専用安定器に適合)に対応可否を下記にまとめましたのでご確認ください。

間引き点灯は、照度不足による視環境の悪化を生じさせる可能性があるため、本来であれば、『高効率な照明器具への交換(水銀灯→セラミックメタルハライド灯など)』や『照明制御システムの採用(無駄な照明を調光)』などの節電対策が理想的ですが、やむを得ず、間引き点灯を選択される場合は、十分にご注意のうえ、実施いただくようお願いします。

間引き点灯可能

  • 水銀ランプ
  • 始動器内蔵形HIDランプ(水銀灯安定器に適合するHIDランプ)

多少の電力ロス有 

  • ※ただし、低始動電流形など、始動時の入力電流よりも無負荷時の入力電流が大きくなるタイプの安定器を使用している場合は、ブレーカー容量、配線容量など、規定値を上回る可能性がありますので、十分ご留意いただいたうえでご対応ください。
  • ※ランプを外して間引き点灯しても安定器に電流が流れるため、安定器の寿命は促進されますので、ご承知おきください。

間引き点灯不可

  • 電子安定器で点灯するHIDランプ
  • 専用安定器(パルス始動形)で点灯するHIDランプ

間引き点灯は絶対にしないでください 

  • ※ランプを点灯させるために電源投入時に高電圧パルスが印加されるため、ランプを外したまま使用するのは大変危険です。間引き点灯(ランプを外すこと)は絶対に実施しないでください。