第2回 EB/UVプロセス技術セミナー

ご来場いただき、ありがとうございました。 

今年1月に開催し、ご好評をいただいたEBプロセス技術セミナーの第2弾です。
今回は電子線(EB)だけでなく、紫外線(UV)に関連する講演も企画し、EB/UV技術の応用・利用事例を紹介いたします。

日時

  • 2019年12月5日(木)
    • 13:00~17:00
      (受付開始 12:30)

会場

参加費

  • 無料 (事前申し込みが必要です)

申し込み方法

プログラム・講師・要旨

1.「量子ビームを利用した新たな高分子機能材料研究」

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 前川様

量子ビームを利用した高分子機能材料研究として、次世代EUV用レジスト材料、燃料電池用電解質膜、細胞増殖・分化を制御できる生体親和性足場材の創製、構造解析、機能評価やインフォマティクスを活用した機能予測などについて、QSTにおける最近の成果を中心に紹介する。

2.「低エネルギー電子線(EB)の基礎技術とその応用」

株式会社アイ・エレクトロンビーム 井出様

電子線の基本的な内容と電子線を利用した技術(主に4つの分野:樹脂の硬化などの重合反応、素材の改質・架橋反応、グラフト重合反応、殺菌・滅菌)の紹介を、実際にラボ機を利用して試験した内容も含めて報告する。

3.「流動電位法を用いた固体表面のゼータ電位とフィルムの表面改質の評価事例」
「グラフト重合と接触角・表面自由エネルギーの推移」

株式会社アントンパール・ジャパン 中野様
協和界面科学株式会社 二江様

接触角・表面自由エネルギーおよび、流動電位法による固体表面のゼータ電位測定では、nmオーダーのごく表層を評価する事が可能なため、薄膜の物性評価に非常に有用な手法である。本発表ではEBグラフト重合をテーマに報告する。

4.「自動車での塗料・樹脂材料の環境劣化と促進劣化手法について」

日産自動車株式会社 岡崎様

自動車の使用は長期間にわたり、環境劣化が発生する一方、限られた開発期間の中で耐久性の判断を行う必要がある。劣化メカニズムを理解し、劣化に合わせた促進手法を用いる事でどのように判断しているかを紹介する。

※講演終了後に名刺交換会を予定しております。

※12月4~6日の期間は、展示会場で「高機能フィルム展」「高機能塗料展」などの展示会を開催しております。「高機能フィルム展」には岩崎電気グループのアイグラフィックスが出展いたしますので、併せてご検討ください。

主催

  • 岩崎電気株式会社

当セミナーに関するお問合せ

  • ※当日来場時にお名刺を1枚いただきますので、ご用意をお願いします。
  • ※必ず事前にお申し込みください。当日の申し込み受付はできません。
  • ※席に限りがありますので、満席の場合はお断りする場合もございます。